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NPO法人国際文化振興協会(ICPA)
       Established in 2003/5/22
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NPO設立趣旨
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 NPO設立趣旨
歴史的観点から見た場合、日本人の優れた国民性は「隣人に学ぶ」と言うことにつきるのではないでしょうか。
「洋才和魂」を国家スローガンとして掲げ、無血革命で数百年続いた封建制度から近代国家の仲間入りを果たし、また、第2次世界大戦に敗戦して国土焼け野原のどん底で「米国に続け」を官民共通の目標として驚異の復興を成し遂げ、空前のスピードで先進諸国の仲間入りを果たしました。これは、世界が認める歴史的事実であり、異国文化を柔軟に受け入れ、取り込むことができる日本人だからこそ成し得た事ではないでしょうか。
20世紀末のバブル崩壊を境として、急速な国際社会のボーダレス化の現実に直面し、日本はその変化に対応できず、新たな行動の基軸を見いだせないまま、迷走しております。こうした今我が国には「新たな隣人」が求められています。
それは「アジアに学ぶ」事であると考えます。欧州に学び、米国に学んで国家的危機を乗り越えてきた経験を、今度はアジアに学ぶ事で新たな飛躍ができるものと確信します。
かつて、新渡戸稲造氏は、明治時代に大洋を渡り米国人の妻と結婚し信心深いキリスト教徒となり欧米人の文化や価値観を知り尽くした上で、まだ日本と言う国家が国際社会で知られていなかった時代に、英語を使って日本文化や日本人の価値観を多くの人たちの伝道して日本の国際社会への仲間入りするための礎を築きました。
歴史的ダイナミズムの大環流は、今、アジアに向け流れております。
私共は、世界各国の文化、価値観の相互理解を深めるための諸活動を総合的に実行して、日本が真の国際社会に仲間入りを果たすための人材の育成と活用、そして仕組み作りなど、基盤作りに貢献していく所存です。
目に見えない黒船はすでに来航しており、まだ、多くの人はその事実に気づいておりません。同じ認識をもたれるすべての方々とともに、この活動を推進して参りたいと存じます。
NPO法人 国際文化振興協会
理事長 竹森 健治

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